アメリカの花粉症
アメリカの花粉症の話をつづけます。花粉症は、植物の飛ばす花粉が人間の免疫系を刺激して起こる症状です。アメリカの花粉症。日本国内では花粉症と言えば杉花粉症ですが、海外では花粉症というと違う植物を思い浮かべるようです。アメリカでは花粉症と言うとブタクサ花粉症が一般的なようです。つまり、植物と人間がいるところならばどこでも、花粉症になっている人がいる可能性があるということです。アメリカでは杉はそれほど多くないということなのでしょうか。アメリカの花粉症、解説します。ブタクサというのは、9月ごろに開花するキク科の植物です。杉花粉症ではあるけれどブタクサ花粉症ではない、という方は花粉症を避けるためにアメリカに避難するという手もありますね。秋の花粉症と言われるのはこのブタクサ花粉症が最も多いです。ブタクサは日本にもたくさん生えており、国内にもたくさんのブタクサ花粉症を患っている人がいます。ブタクサ花粉は杉花粉ほど遠くには飛ばないので、ブタクサ花粉症だと診断されたとしたら、家の近くや職場の近くにこのブタクサが生えているところがあるということです。余談ですが、花粉症という病気からも、国ごとの植生の違いが分かるというのは面白いですね。日本国内でも北海道では杉花粉症が無いなどの違いがあるので、花粉症が辛い場合の避難先を知っておくとよいかもしれません。
花粉症の原因
花粉症の原因、聞くことも多くなってきています。花粉症の原因は花粉症という名前の通り、植物の花粉が原因です。花粉症の原因、最近よく聞きます。日本でもここ数年花粉症という症状に悩まされている人は増えていますが、20年30年ほど前までは花粉症ということばはまだありませんでした。
しかし花粉症というのは、実は、古代ローマの時代からあったとされていたんだそうですが、花粉症の原因が植物の花粉だということがわかったのは19世紀に入ってからの話なんだそうです。花粉症は花粉が原因で、アレルギー症状が起きるという病気ですが、毎年同じ時期にくしゃみをしたり鼻がとまらなかったり目がかゆくてたまらないような症状が花粉症です。そして日本で花粉症という病気があり、原因が花粉であると認知されるようになったのは、戦後といいますから、まだそれほど原因や症状がわかってからは日が浅いということになります。花粉症の原因について続けます。その中に花粉が入っているとアレルギーの症状を起こします。
花粉症の原因となっている花粉が、鼻の中や目の中に入って粘膜に就いてしまうと、抗体ができますが、この抗体は、決められた細胞にくっつくのですが、炎症を起こしてしまうヒスタミンなどが含まれている物質です。アレルギー症状は人にもよりますが、くしゃみや鼻水、目のかゆみやのどの痛みなどを起こす原因になります。